今日の3・4時間目、6年生は多目的室で、盲目の写真家、大西啓朗さんのお話をお聞きしました。大西さんは北海道の出身で、23歳の時に薬品の誤飲で失明。全く目が見えない中、白状や音声パソコンの操作などの技術を覚え、1人で日本や世界を旅しながら写真を撮ったり、いろいろなことに挑戦して、そのお話を様々なところでして回っている方です。
おーちゃんが見せてくれた写真は、エッフェル塔や沖縄の波照間島で撮ったもので、とてもきれいでした。おーちゃんは耳で聞いたり、肌で感じた瞬間をとらえて目で見るよりもきれいな写真を撮ることができると教えてくれました。
障害があることはつらいこと、悲しいこととばかり考えていましたが、おーちゃんは盲目になってわかったことや知り合った人がたくさんあるので、よいことも多かったと話してくださいました。子供たちは本当に集中してお話を聞き、後半はたくさんの質問をしました。おーちゃんはとても丁寧に楽しそうに答えてくれました。