かぎやっ子日記

加木屋小学校の様子を紹介します。

【お知らせ】「傘差し登校」について

コロナ対策と熱中症対策を兼ねて、晴れでも傘を差して登校するという県内の小学校の報道がありました。ソーシャルディスタンスをとり、熱中症対策としてマスクをとれるという理由とのことです。加木屋小学校でも取り入れてはというご意見もいただきました。

結論から言いますと、現在のところ、加木屋小学校では、傘差し登校についてはおすすめしておりません。

理由は、
①傘を差すと両手が使えなくなり、転ぶと危険です。ランドセル以外に、持ち物があるときは両手がふさがることもあり、顔や頭を打つ可能性があります。
②傘を差すと視野が狭くなり、交通安全上のリスクが高くなります。日傘として使える傘は色の濃い傘です。雨の日の傘もできれば透明なビニル傘を推奨したいと考えています。
③特に低学年は傘がふらふらして他の子の目をついたりしないか心配な時があります。指導はしていますが、帰り道などで傘を振り回して他の子にあたってしまうという事例もありました。風が強い日など、低学年にはカッパがよいかとも考えます。
④現在は晴れの日も1列で登校するように指導しています。これは主に大きな声でしゃべって飛沫感染のリスクが高まらないようにするためです。ただ、雨の日は仕方がないのですが、列が大変長くなり、交通安全上の懸念が少しあります。横断歩道などでは臨機応変に列を短くするなど指導しています。

以上の理由から、現状は、登下校は
①1列でおしゃべりせずに歩く。
②暑い場合、苦しい場合は、マスクをとってもよい。また、熱中症が懸念される場合は、下校時にマスクを取るよう学校で指示する。
③安全帽(黄色い帽子)は、熱中症対策と車から視認されやすいという点から、しっかりかぶる。

以上は、コロナ感染リスク、熱中症リスク、交通安全リスクを勘案してのことです。

しかし、肌が弱い等、なんらかのご事情がある場合は、傘を差して登校させていただいてもかまいません。また、傘差し登校を他の子がとがめたり、からかったりしないように指導します。担任にも連絡帳等でご一報いただければ幸いです。