今日の給食は、ご飯、菊花入りすまし汁、ささみ梅しそフライ、オクラともやしのごま和え、牛乳でした。
9/9は、五節句のうちの一つ重陽の節句です。五節句は、人日(1/7)、上巳(3/3)、端午(5/5)、七夕(7/7)、重陽(9/9)とあります。江戸時代には五節句の最後を締めくくる節句として、重陽の節句が一番重要視されていたそうです。別名〈菊の節句〉とも呼ばれ、菊酒を飲んだり、菊のコンクールを行っていたんだとか。
そんな重陽の節句の行事食として、紫の菊の花びらが入った菊花入りすまし汁が出ました。食べるまでの待ち時間に子どもから「菊の花って味あるの?」「おいしいの?」と質問がありました。「菊の花には味はないよ。でも見た目がいいから、お花見して待ってようね」というと、みんな自分の机に置かれたすまし汁の中をジーっと眺めて菊の花を観賞していました。