13日(木)、14日(金)の両日、東海市小学校長会は姉妹都市である岩手県釜石市を視察しました。東海市にはたくさんの釜石出身者がいらっしゃいます。それは東海市に製鉄所ができるときに、日本初の製鉄所があった釜石からたくさんの方が働きに来たからです。鉄の歴史館などで釜石の鉄鋼生産の歴史も教えていただきました。また、7年前の東日本大震災では、地震津波による大きな被害を受けた釜石の復興状況も見て聞いて学びました。何メートルもの高さの波が押し寄せ、町を飲み込んだこと、それでも、津波に備えていた小中学校にいた子どもたちは誰一人亡くならなかった「釜石の奇跡」。被災した学校も見事によみがえり、来年にはラグビーワールドカップが開催される鵜住居復興スタジアムも視察しました。釜石市の教育委員会や校長先生方との交流で教えていただいた「いのちの教育」についても、子どもたちに伝え、生かしていきたいと思います。